犬も年齢を重ねると体や脳が不自由になり思うように歩けない、食べられない、排泄できないなど様々な不調が起こるため飼い主の『介護』が必要になります。
しかし、かつては元気に走り回っていた愛犬がそんな風に変わってしまうと体力的にも精神的にも辛くなってしまうものですよね。。
しかも寝たきりのワンちゃんでも、小型犬であれば抱っこしてお散歩できるのに大型犬となると家の中で移動させることすら大変だったりします(*_*);
そんな時は老犬介護についての知識をしっかりと身につければ介護疲労を軽減できるので、今回は老犬介護が辛いと悩む方へ向けて解決策を6つ紹介したいと思います。
また老犬介護のために仕事を休む方がいいのか悩んでいる方にも、見ていただけたら嬉しいです!
- 老犬介護が辛いと感じる理由🐶💧
- 老犬介護で辛い時、仕事は休むべき?
- 完璧じゃなくていい!老犬介護が辛い時の6つの解決策
- 【まとめ】老犬介護が辛いなら仕事を休むも良し、老犬ホームに頼るも良し◎仕事も介護も両立するための6つの解決策
老犬介護が辛いと感じる理由🐶💧
老犬介護は「精神的」「体力的」「経済的」に辛いもの。
- 無駄吠え、夜鳴き
- 夜中の徘徊
- 床ずれのケア
- おむつ交換
- 体重が重い老犬の寝たきり介護
- 自分の時間がとれないストレス
- 愛犬とうまくコミュニケーションがとれない悲しさ
- 周りの協力が得られない
- 治療や投薬のための医療費
- 介護サービスの利用費 など
可愛い愛犬のお世話ですが、長期間介護が続けば“辛い”と感じることも多く、十分な睡眠時間を確保できないことでノイローゼ気味になってしまう方もいるほどです。
また愛犬の様子が不安定だと、止む終えず仕事を休むこともあると思います。
さらに老犬介護での生活費・医療費といった出費から、経済的に余裕が持てなくなってくると飼い主さん自身の生活も苦しくなってしまいますよね。
老犬介護で辛い時、仕事は休むべき?
老犬介護をしていると、睡眠時間が確保できなかったり愛犬の容態が不安定だったり・・ということも起こり、仕事を休むべきかどうか悩むことがあると思います。
結論から言うと「休みたい時は休んでも良い」と思います!
仕事を休む事ができず無理して出社して、万が一にも愛犬が亡くなられたなんてことがあれば「あの時休めばよかった」と一生後悔することもあるかもしれません。
大切な愛犬と過ごす残り少ない時間、側に居られる時は居てあげて欲しいです😢
しかし、「犬の介護で仕事を休むなんて!」と職場によっては理解されにくいこともあるかもしれません。当然法律には『老犬介護休業』なんて存在しないので、休む場合は有給休暇を利用し、愛犬に時間を充てることになります。
有給休暇の日数にも限りがあるので、負担を少しでも減らせるよう家族や友人に手助けしてもらったり、デイケア・訪問介護サービス、ペットホテルなどを利用することも選択肢にいれましょう。
完璧じゃなくていい!老犬介護が辛い時の6つの解決策
老犬介護が辛い時の6つの解決策をご紹介します。
- 家族や友人、專門家に相談する
- 介護に完璧を求めない
- 仕事を休むのもOK!リフレッシュできる時間を作る
- デイケア・訪問介護サービスを利用する
- 老犬ホームを利用する
- 老犬も預けられるペットホテルを利用する
では、それぞれ一つずつ説明します。
1. 家族や友人、專門家に相談する
老犬介護が辛い時は一人で頑張りすぎず、家族や友人に相談しましょう。
相談することで新しいアイデアが貰えることもありますし、家族や友人が協力してくれるかもしれません!
また老犬介護に悩みを抱える方々のために無料でカウンセリングを行ってくれる団体もあります。老犬介護に慣れている専門家に悩みを打ち明けることで、心に余裕を持つことができるはずです。
他にも、おむつ交換の方法や床ずれケア、食事の介助法、マッサージ法などアドバイスを貰えるため、正しい知識を身につけることで今までより楽に介護できるようになります。
2. 介護に完璧を求めない
思うように愛犬の介護ができないと悲しいし、できないことに対して責任を感じてしまう方もいると思います。
でも、この世の中に完璧な人間は居ません!!!
スムーズに介護ができなくても、自分を責めないようにしましょう。
例えば投薬の時間やマッサージなどの重要度が高い部分はしっかりとスケジューリングして、優先度の低い部分は手を抜いて取り組んでみると、辛いと感じることなくお世話ができるはずです。
3. 仕事を休むのもOK!リフレッシュできる時間を作る
老犬介護が辛い時は無理をせず仕事を休むことも大切。
大事なのは飼い主さん自身の健康です!
たまには仕事を休んで、積極的にリフレッシュできる時間を作るようにしましょう。
睡眠・運動、趣味など、好きなことをして自分自身を労ってあげましょう🍀
4. デイケア・訪問介護サービスを利用する
「老犬デイケアサービス」は、一時預かりで愛犬のお世話をしてくれるサービスです。
獣医師や動物看護師などと相談し、その子に合わせたデイケアを行ってくれるので安心ですし、正しい介助法などもレクチャーしてもらえます。
デイケアに来てる他の犬と遊んだりお散歩したり、身体のお手入れやマッサージなどもしてくれるので自身の負担が減り、辛い気持ちも楽になるはずです。
「訪問介護サービス」は動物看護師など、老犬介護の知識と技術を持ったスタッフが自宅に訪問して介護するサービスです。
高齢犬の心理的・肉体的な負担を軽減しつつ飼い主の負担も減らしてくれますし、ちょっとした外出時にも、留守中の愛犬を見守っててくれるので安心です。
5. 老犬ホームを利用する
飼い主さんの体力が追いつかず、精神的にも疲れ切ってしまった時は愛犬を預かってくれる「老人ホーム」も検討しましょう。
老犬ホームは施設によって様々な特徴がありますが、短期(1ヶ月)~長期(一生涯)の間、愛犬を預けることができます。
費用は数十万円~数百万と金銭面での負担はかかるものの、介護疲れやストレスからは開放されます。
プロに手助けしてもらう事は飼い主としての責任をしっかりと果たしているという事なので、精一杯お世話をしてきて「もう限界かも…」と感じたら考えてみましょう🌼
6. 老犬も預けられるペットホテルを利用する
老犬ホームはなかなか愛犬と会えなくて寂しい・・💧
そんな時は「ペットホテル」を利用する手段もあります。
通常ペットホテルは、老犬となると受け入れを拒否される場合がほとんどですが、中には老犬も預かってくれるペットホテルもあるのです。
例えば東京都にあるTHEケネルズ東京では、月に10泊~最大20泊まで、自由に預ける日を決められる『老犬サポートプラン』があります。
長期間預けっぱなしにする老犬ホームとは異なり、飼い主さんの生活に合った預け方ができるので、平日は預けて休日は愛犬とゆっくりお家で過ごす🏠✨ということも可能になるのです。
これなら仕事を休むことなく、自身の生活リズムに合わせて老犬介護との両立ができるようになりますよね(*'ω'*)!
THEケネルズ東京では他にも「24時間有人監視」「フィットネス、ケアルーム完備」「全室内見守りカメラ、床暖房、ナノイー発生機完備」などの安心安全な魅力が細かく詰まった施設なので、悩まれている方におすすめです!
【まとめ】老犬介護が辛いなら仕事を休むも良し、老犬ホームに頼るも良し◎仕事も介護も両立するための6つの解決策
今回は、老犬介護が辛いと悩む方へ向けて6つの解決策をご紹介してきました。
老犬介護が辛いならたまには仕事を休むのも全然良いと思います!
「完璧にこなそう!」と考えず、時には家族や友人に頼ったりペット介護サービスを利用したりと、ワンオペでもご自身にかかる負担を軽減できる方法はたくさんあるので、積極的に利用して欲しいです(*'ω'*)!